カラダカルピスのダイエット効果を薬剤師が解説

健康食品

コンビニやスーパーでよく見かけるカルピスですが、体脂肪減少をうたっている商品があるのをご存じでしょうか?

通常のカルピスには糖質もたくさん含まれているし、太るイメージしかないですよね😅

乳酸菌が身体に良いことはわかるけど、なぜ脂肪が減るのかわからないヒトもいるかと思います🤔

この記事ではカラダカルピスの脂肪減少効果を解説し、ダイエットにどれくらい期待できるのか詳しく考察していきます✨


カラダカルピスの栄養表示

エネルギー0kcal/1本430ml当たり
タンパク質0.9g/1本430ml当たり
脂質0g/1本430ml当たり
炭水化物3.9g/1本430ml当たり
食塩相当量0.2g/1本430ml当たり
リン約20mg
カリウム約40mg
その他表示成分乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸 1.44mg

カラダカルピスの栄養表示上では1本当たりのカロリーは0キロカロリーとなっています( ^ω^ )

ただし、100ml当たりのカロリーが5キロカロリー未満の場合は0と表示できます…

炭水化物が全て糖質の場合は1g当たり4キロカロリーのため、1本当たりのカロリーは約16キロカロリーとなります!

完全に0キロカロリーではないですが、低カロリーには間違いないので1日1本飲んだとしても気にする必要はなさそうです✨

大量に飲んで効果が出やすくなるわけではないですし、糖質も少し入っているので取りすぎには注意が必要です!

脂肪燃焼に有効な10-ヒドロキシオクタデカン酸は1.44mg入ってます\(^o^)/

カラダカルピスの健康食品の分類

カラダカルピスは機能性表示食品です

トクホよりも1つ下のランクですが科学的な根拠がないと表示できないため栄養機能食品よりも上のランクです!

トクホの場合は臨床試験データの提出がもとめられて、消費者庁に許可される必要がありハードルが高いです(>_<)

機能性表示食品は科学的な根拠を消費者庁に届け出ることで表示が認められます!

届けるだけだと本当に効果があるのか、データがないし信用できないと考える方もいると思います😅

しかし!

カラダカルピスの有効成分である10-ヒドロキシオクタデカン酸には脂肪燃焼や蓄積を抑える試験データがあるため、効果が期待できます✨

カラダカルピスの有効成分

カラダカルピスの有効成分は乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸です

10-ヒドロキシオクタデカン酸は細胞内の脂肪燃焼工場と言われるペルオキシソームを増やす受容体PPARを活性化させる作用が報告されています!

しかし、PPARを活性化させ脂肪燃焼工場のペルオキシソームが増えたとしてもエネルギーを消費しないと効果も薄れてしまうと考えられます🤔

カラダカルピスを飲みつつ運動も取り入れることで効率よく脂肪を燃焼させましょう!!

10-ヒドロキシオクタデカン酸の試験データ

肥満度が正常よりも高いヒトから肥満1度のヒト(BMI 23以上30未満)の中でメタボリックシンドロームや肥満症のヒトを除く肥満気味のヒト32名を対象とした試験データです🤔

試験方法は乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA)」を含む飲料、または含まない飲料(プラセボ)を1日1本18週間飲んでもらい内臓脂肪と皮下脂肪を合わせた腹部全体の脂肪面積を測定しています!

6週目では特に効果は見られていませんが12週目ではプラセボ群と比較して明らかに脂肪面積が減少しています!!

乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸(10-HOA)」を含む飲料の6週目から12週目の脂肪面積の減少幅は約15㎠でgに換算すると約450gも体脂肪が減少しています(・Д・)!!

毎日1本を12週間続ける価値は十分にある試験結果だと感じられました✨

まとめ

カラダカルピスは1本当たりのカロリーが約16キロカロリーと非常に低カロリーでありながら、カルピスの甘くて爽やかな味わいを楽しむことが出来ます✨

乳酸菌CP1563株由来の10-ヒドロキシオクタデカン酸が細胞の脂肪燃焼工場に作用して内臓脂肪や皮下脂肪を減少させてくれます!

肥満気味の人が毎日1本飲むタイミングはいつでもOKで12週間続けると体脂肪減少に期待できます

ダイエット中は甘いものを我慢して、ストレスを感じてしまうこともあるかと思います…

しかし、甘くて美味しくて、さらには脂肪燃焼効果も期待できるカラダカルピスを飲んで無理なくダイエットを継続していきましょう( ´∀`)✨


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