コカ・コーラプラス、ペプシスペシャル、メッツコーラなど…
色んなトクホのコーラが売ってるけど、本当に血糖や脂肪に効果あるの?
吸収を抑えてくれるならダイエットにも効果あるの?
今回の記事ではそんな疑問を解消し、さらには難消化性デキストリン、イヌリンといった関連する成分にも触れていきたいと思います!!
色んなトクホのコーラに含まれる有効成分|難消化性デキストリン|ってなに?
難消化性デキストリンはとうもろこしデンプンを原料として作られた食物繊維です
ヒトの消化酵素では分解することができないため、難消化性と名前についてます!
消化はできないですが、水溶性は高く冷たい水でも溶けやすいです
ほとんど味もしないのでお茶やコーラなどに添加されて色々な特保の商品が販売されています🤗
難消化性デキストリンの効果
難消化性デキストリンの主な効果は次の2つです!!
- 糖の吸収を抑えて、食後の血糖値上昇を緩やかにする
- 脂の吸入を抑えて、食後の中性脂肪の上昇を緩やかにする
この効果を聞くと勘違いしてしまうヒトもいると思いますが…
吸収はゆるやかになりますが、吸収されずに排泄される分けではないので、カロリーを抑えることはできません(>_<)💦
カロリーを抑えられなければ、ダイエットには意味がないと思うかもしれません
しかし!!
血糖値の急激な上昇がおきると膵臓から血糖値を下げるインスリンが大量に放出されます
インスリンは余分な糖を体脂肪として蓄えてしまう働きがあります🤔
つまり!血糖値の上昇がゆるやかになれば、インスリンが大量に放出されることもなく体脂肪へ変換されにくくなります(*´∀`)♪
難消化性デキストリンの飲み方
先ほどの効果の項目で気付いた方もいると思いますが、難消化性デキストリン入りのドリンクを単体で飲んでも効果はありません😅
難消化性デキストリンは食事と共に飲むか、食直前に飲んでおくのがベストです!!
難消化性デキストリンの摂取量は1回の食事当たり5gが推奨されてますので、トクホのコーラ 500ml 1本分です
500mlのコーラやお茶を一気に飲むのが辛い方はパウダータイプの難消化性デキストリンを購入してお味噌汁やスープに混ぜて飲むのがオススメです✨
イヌリンとは?
イヌリンはこの画像↑に載ってる菊芋(キクイモ)が主な原料の食物繊維です
とうもろこしほど知名度はないですが、スーパーでも見かけることがあります!
また菊芋以外にはゴボウや玉ねぎにも含まれています
難消化性デキストリンと同じ水溶性ですが、ダマになったりとろみがつくので特保の飲料には難消化性デキストリンが選ばれているようです😅
イヌリンの効果
イヌリンの効果は難消化性デキストリンと同じく、糖や脂の吸収を抑える働きがあります🤗
さらに腸内の善玉菌を活性化する働きがあるためお通じが改善します!
糖質制限中は米や果物からの食物繊維が不足しがちになるのでイヌリンを活用すると血糖値の上昇を抑えて、お通じもよくなるので一石二鳥です!!
また腸内細菌が食物繊維を分解するときに短鎖脂肪酸が生成されます!
短鎖脂肪酸とは酢酸、プロピオン酸、酪酸ですが…
短鎖脂肪酸はGLP-1(別名『痩せるホルモン』)の分泌を促し肥満を抑制します!!
このことに関しては後日腸内フローラの記事で詳しく解説します🤔
難消化性デキストリンとイヌリンの違い
飲みやすさの違いでは難消化性デキストリンの方に軍配が上がります!
難消化性デキストリンの方が水に溶けやすく、とろみや味がつかないため日本では利便性の高さから好まれています😊
効果の違いではイヌリンの方に軍配が上がります!
難消化性デキストリンの腸内細菌の利用率は50%ほどですが、イヌリンでは100%分解されます!そのためお通じの改善や痩せるホルモンの分泌につながります✨
まとめ
トクホのコーラに含まれる難消化性デキストリンは糖や脂肪の吸収を抑える働きがありますが、カロリーを抑えるわけではなく血糖値の上昇を緩やかにしてくれます
血糖値の上昇が緩やかになることでインスリンが大量に放出されるのを抑制でき中性脂肪の生成を抑えることができます
イヌリンは糖や脂肪の吸収を抑える働きと、腸内の善玉菌を活性化し便通の改善や痩せるホルモンを活性化する働きがあります
難消化性デキストリンとイヌリンはどちらも食事とともに飲むか、食直前に飲まないと効果を発揮できません
特に糖質制限ダイエットをしているヒトにはどちらの成分もおすすめできますし、腸内フローラも改善しているヒトにはイヌリンがおすすめです🤗
毎日の食事に取り入れることで効率よくダイエットしていきましょう( ^ω^ )!
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